Justin Timberlake - Suit & Tie/フィンチャーがさらりと最高にかっこいいMVをつくって、あっさりグラミー賞をかっさらっていった





2014年のグラミー賞で、MV部門をとったのは
デビッド・フィンチャーがひさびさに手がけたMV。
この映像、すごく好きで、週イチくらいのペースで何度繰り返しみてる。



ティンパーレイクとフィンチャーは『ソーシャル・ネットワーク』の縁だけど、スターのオーラが面白いくらい出ていて、目が離せない。このMVでも、タバコの投げ捨てる様とか、ステージのフロアをすっと滑ってみせる足運びとか、いちいちサマになっていて小憎らしい。



演出的にはとてもリラックスした感じで、
もちろん高度なタイミング合わせとか、照明のテクニックとか、背後にはすごい技術がいろいろあるんだろうけど、
三つくらいのシチュエーションをカットバックでつないでイッチョ上がり、という気負いなさが逆にカッコいい。
とはいえ素人目にも、このモノクローム映像のキレイさは異常。



調べると、このMVは
RED社のEPIC-M MONOCHROMEというカメラで撮影しているらしい。
このカメラ、モノクロ専用のカメラということで、
つまりカラーから変換するのでなしに、世界を最初からモノクロームなものとして捉えている。
バックダンサー達のシルエットの黒さ、50年代風のバーのシャンデリアの白さ。
たまらなく美しい。














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